歯と口の健康週間が始まります。

こんにちは、歯科衛生士の児嶋です。

早いもので、5月も終わりに近づいてきました。
6月といえば歯科では、6(む)4(し)の語呂合わせで以前よりお口の中の情報を発信してきました。

現在では6月4日〜10日の期間を歯と口の健康週間として設定し、より多くの皆様に興味を持っていただけるよう毎年テーマを決め、新聞やテレビCM等でもお知らせをしています。

2019年度のテーマは 〝いつまでも 続くけんこう 歯の力 ″です。

良いテーマですね、決して楽しくはない虫歯や歯周病の治療を受けたり、予防の為にクリーニングや検診を受けるのも、健康でいたいからではないでしょうか?

残念ながら、人間の歯の永久歯は、一度失うと再度萌出する事はありません。
歯を健康に保つには、ホームケア(ご自身でのケアー)がとても重要となり、お手入れ次第では寿命が長くも短くもなってしまうのです。

夜のブラッシングにお時間はとれていますか?
就寝中には唾液の分泌量が減るため、口腔内が悪化するリスクがとても高いです。
その代わりに、就寝前のケアは1番効果が出やすいので、タフトブラシ・歯間ブラシ・デンタルフロス等も併用をお勧めします。

この歯と口の健康週間をきっかけに、是非ご自身の身体と向き合い大切にしてあげて下さいね。

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 児嶋

あっ、やっぱりテぺだ!

先日のスウェーデン流歯磨きのブログで書き忘れたことが一つあります。
スウェーデンの歯科医院での診療風景も映ったのですが、じーっと目を凝らしてみると、衛生士さんが使用している歯ブラシはやっぱりテペなのでした。なんだか嬉しい♪

テペは本国スウェーデンでは歯科医院か、薬局でしか手に入らないそうですヨ。
私は特にテペのマワシモノというわけではないですが、私達スタッフもテペを使ってみて本当に良い製品だと思うので、皆さんも一度ためしてみませんか?
テペの良さに「ガッテン!」するかもです。

吉田デンタルクリニック
受付 菊地

スウェーデン流歯磨きとは?

先日のNHKの「ためしてガッテン」のお題がスウェーデン流の歯磨きでして、皆で録画して見てみました。スウェーデンは予防歯科の先進国でありますが、当院では院長先生がインプラントでスウェーデンに留学していたり、予防グッズもスウェーデンのテペ社の製品をお勧めしているので、スウェーデン流の歯磨きとは何ぞや?と、とても興味がありました。
ただ、その内容は特に目新しいものではなく、既に当院では患者さんにお伝えしていることなのですが、改めておさらいしてみますと、虫歯予防にフッ素を活用しましょうとのことでした。

まとめてみますと
① 歯磨き後は水でゆすがない、ゆすいでもごく少量の水(当院では15ml程を推奨しています)
② 歯磨き剤はフッ素入りのものを2cm程度使用する(この2センチルールは私は初耳でございました
③ 歯磨き後は最低2時間は飲食をしない(フッ素をお口の中に残し、歯に浸透させましょう)

だそうです。
先生か衛生士さんがこのブログを書いてくれるともう少し内容の濃いものになったと思うのですが、診療があまりに忙しく書く時間が取れないため、パソコンの前に座っている私が書くことになりました。どうぞご容赦下さいませ。

もっと詳しくお知りになりたい方は、先生の診療時か、定期検診の際に衛生士さんにご質問ください。ワタクシでわかる範囲でしたら、受付でお答えさせて頂きまする。

吉田デンタルクリニック
受付 菊地

オーラルフレイルの予防について

こんにちは、歯科衛生士の児嶋です。
2015年6月に日本歯科医師会より、オーラルフレイルの予防というスローガンが発信されました。
まだまだご存知でない方も多いと思いますので、今回のコラムで紹介させていただきます。

オーラル=お口の中
フレイル=虚弱
簡単に言うと、オーラルフレイルとは、口の働きの衰えで、身体の衰え(フレイル)の一つと考えられます。

1989年に始まった8020運動は皆さんご存知かと思います。
この8020運動の、ご自身の歯の数を維持する事に加えて、口の働きの衰えを軽視しない事が大切だという考え、つまりオーラルフレイルを予防する。
これにより、快適な食事や、口元の容姿への自信、楽しい会話ができ、
健康寿命を延ばす事へ繋がります。

具体的な症状は、食べこぼし、噛めない食品が増える、むせる、うまく飲み込めない、口の中が乾燥する等、些細な事から始まります。

食べにくい物が増えると食欲や食事量の低下が起き、口を動かす機会が減ると口元がスムーズに動きにくくなりますので、会話や外出が億劫になりますよね。症状が進むと、閉じこもり、うつや認知機能の低下等につながります。

しかし、オーラルフレイルは早めに気付き適切な対応をとる事で健康な状態に戻る事ができます。
逆に放置してしまうと老化も加わり、身体の衰え(フレイル)が進んでいきます。

適切な対応とは、虫歯や歯周病に罹った際や、歯を失った際に、治療を受ける事や、定期検診にてかかりつけの歯科医師のチェックを受ける事です。

オーラルフレイルは先程書いたように、些細な症状のため、ご自身で気が付きにくいのが特徴です。
最近お口の中が乾燥する、話がしにくい、食事が摂りにくい等、お気付きの点がありましたら、
お気軽にご相談下さいね。

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 児嶋

参考文献 デンタルハイジーン vo.38、39
日本歯科医師会HP オーラルフレイル

歯ブラシ類の使う順番を決めていますか?

こんにちは、歯科衛生士の児嶋です。
12月もあっという間に半分が過ぎ、年末に向けて慌ただしくなってきました。
年末といえば大掃除ですね!!

お口の中のブラッシングも、寒くなってきてバスタイムが長くなり、湯船につかりながらゆっくりとブラッシングに時間を取れるようになったと仰る方も増えています。この時期、いつもより意識して磨いていただけたら嬉しいです。

先日、定期検診の際、患者さんから
「歯ブラシや歯間ブラシ色々使うけど、使う順番ってありますか?」
とのご質問がありました。
歯科の専門家としては当たり前に知っていることなのですが、患者さんにはわからないんだな~と目からウロコの質問でした。
正解から言うと順番がありますので、一緒に考えてみて下さいね。
エントリーは以下の5つです

マウスウォッシュ・デンタルフロス ・歯ブラシ・歯間ブラシ・タフトブラシ

歯科衛生士としましては、

歯ブラシ → タフトブラシ → 歯間ブラシ → デンタルフロス → マウスウォッシュ

の順番をお勧めします。

大きい汚れから取っていくと効率がよいので、清掃具も大きい物から使います。
マウスウォッシュは殺菌成分やフッ素が含まれている物もありますので、お口の中に汚れが残っていると効果が半減してしまいます。汚れを取って、最後に使用すると有効に使用できますので、参考になさってください。

お家の大掃除もまずは、ほこりや大きい汚れを取った後に、細かいところお掃除していきますよね。お口の中も同じです。今年の汚れは今年のうちに、効率的にお掃除致しましょう!

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 児嶋

舌磨きはインフルエンザ予防効果もアリです。

こんにちは、歯科衛生士の児嶋です。
すっかり秋めいてきましたね。

当院では毎年、スタッフ全員でインフルエンザの予防接種を受けるのですが、私も先日、受けてきました。注射針は仕事柄、毎日見ていますので慣れているつもりでしたが、いざ自分が受けるとなると、やはり恐怖で緊張するものですね。患者さんの気持ちがわかります・・・

インフルエンザは口からも感染しますので、お口の中のケアをすると免疫力が上がり、感染しにくくなるんですよ。
ご存知でしたか?

お口の中の汚れで見落としがちなのが、舌の汚れです。
舌苔(ぜったい)という言葉を聞いた事がありますか?
初めて聞いたよ〜という方は、舌をベーっと出して鏡で見てみて下さいね。
舌の真ん中を中心に、白っぽく見えると思います。
この白いものが舌苔とよばれる汚れです。

舌苔の正体は、舌の表面や突起(舌の表面はプツプツと多数の突起があります!)の間に細菌や、口の中から剥がれた粘膜、食べかすが溜まったものであり、たんぱく質を多く含みます。
この病原菌が気管から肺に入ると誤嚥性肺炎の原因になる事もあります。
少しであれば健康な状態ですが、舌の汚れがひどくなると口臭の原因になります。
また、全くない状態も健康状態に問題がある可能性があるので、気にして歯ブラシでゴシゴシ汚れをとるのは危険です!

専用のブラシやクリーナーもありますが、
お掃除の道具が増えてしまうのも悩ましいと思いますので、本日は簡単にケアする方法をご紹介いたします。

�ガーゼか綿棒を用意し、水で軽く濡らします。
�舌の表面をなでるように何度か拭き取ります。

これで完了です。簡単ですね。
ポイントは、力を入れず優しくなでるように拭き取ることと、一気に全てを取ろうとせず、少しずつ汚れを取り、毎日続ける事です。
特に朝のブラッシングの後がオススメですヨ。

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 児嶋

ステイン(着色)はなぜ付着するの?

こんにちは 歯科衛生士の青山です。

今回はステインのメカニズムについてお話ししたいと思います。
定期検診で歯石を取りPMTCを受けて頂いて綺麗になった歯でも、時間が経つと、表面にステイン(歯の表面の着色)が付着する事があります。検診時に着色が気になりますと言われる患者さんも多くいらっしゃいます。

ステインの付着度は生活習慣や口腔環境によって個人差があります。
ではなぜステインが付着するのでしょう。それは歯の表面を覆っている唾液由来のペリクルによるものです。

ペリクルとは無色透明な非細菌性の有機質の膜で、ペリクル自体には細菌は存在しません。
ペリクルには脱灰から歯質を保護してくれる働きや、歯の再石灰化を促す働きがありますが、コーヒー、紅茶、赤ワインなどに含まれるタンニンやタバコのヤニなどを吸着し、時間の経過につれ、様々な反応を経て濃色となり歯に沈着していきます。

毎日歯磨きしていてもステインが付着してしまう原因はお分かりいただけましたでしょうか?
特にお茶類やコーヒー、赤ワイン等、少しずつ摂取しているうちにステインが付着していきます。

ステインが付着して気になる場合ですが、ご自分で硬い器具等を用いて擦ってはいけません。歯の表面を傷つけてしまい余計にステインが付着しやすくなってしまいます。

ではどうすればステインを除去できるか?ですが、定期的にPMTCを受けていただくことです。PMTCによりバイオフィルムを除去すると同時にステインも除去することができます。

PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略称です。器械とフッ素が配合された研磨ジェルを使用し、歯を傷つけること無く、磨いていきます。
施術後は、歯の表面にプラークがつきにくくなるというメリットもあり、虫歯や歯周病予防に効果があります。ステインが付着して気になる方は、自己流にゴシゴシ磨くのではなく、一度、PMTCを受けてみて下さい。歯の表面がツルツルになり、さっぱりします。
食習慣にもよりますが、全くステインが付着しないようにするのはなかなか難しいと思いますので、定期的にPMTCを受けて頂くことをお勧めします。

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 青山


“磨いている”と、“磨けている”は違います。

こんにちは、歯科衛生士の青山です。
先日の定期検診時、歯周病の検査をしていた際に、こんな事がありました。

この方はお久しぶりの来院だったのですが、検査結果が前回より悪化しており、磨けていない箇所を鏡で見て頂きました、患者さんは「ちゃんと毎日磨いているのになぁ・・・」と呟いておられました。

残念ならが、“磨いている”と、“磨けている”は違います。
虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)は、力いっぱい磨いたり、長く時間をかけて磨いただけでは完全に除去できません。自分のお口の中に合った歯ブラシを使い、ブラッシング効果を引き出す磨き方をすることが大切です。
糖尿病は糖尿病の、心臓病には心臓病の治療方法があるように、歯ブラシも虫歯や歯周病の状態に合わせたものを選ぶ事が大切だと思います。

「歯医者さんで売っている歯ブラシと、市販の歯ブラシは何処が違うの?」とよくご質問を頂きます。
市販の歯ブラシは、ある程度、どなたでも使えるように作られているのに対し、歯科医院専売品では、メーカーが長年の研究を活かし、ブラシの持ちやすさだったり、力の入れ加減を調節しやすかったり、その方の歯並びに合わせたりと、様々なタイプの歯ブラシがあります。

歯科衛生士が実際に患者さんの口腔内を拝見し、効果的な磨き方をアドバイスできることや、お口の状態や治療目的に合わせて選んだり、色々な歯ブラシを使い分けができる事が特徴です。特に歯間ブラシはサイズが微妙なので、実際に口腔内を拝見し、最適のサイズを選べることは、メリットが大きいと思います。

歯ブラシ・歯間ブラシ選びや歯の磨き方でお悩みの方、是非、私達歯科衛生士にご相談下さい。

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 青山

あれ?歯が欠けた?

歯科衛生士の兒嶋です。
先日、お久しぶりの患者さんから「前歯が欠けた!」とご連絡をいただきました。
急遽ご来院いただき拝見したところ、欠けたのは歯ではなく、歯石でした。
この方の最終来院は4年前なのですが、それから歯科医院にはずっと行っておらず、当院でクリーニングして以来、4年間分の歯石がびっしりと歯に付着し、その一部が欠けて患者さんは歯が欠けたと思われたのでしょう。

当院の歯科衛生士便りをお読み頂いている皆様は既にご存知かと思いますが、歯石とはプラーク(歯垢)が唾液の成分により石灰化したものです。
石のように硬く、歯と似た白黄色をしていて、歯と見間違える方も多いです。

歯石は細菌の温床となり、その結果、歯肉からの出血や不快な口臭の原因となります。
歯石になる前の歯垢(プラーク)の段階でしたらご自身のブラッシングで落とせるのですが、歯石になってしまうと、歯ブラシで落とすことはできないため、歯科医院でのクリーニングが必要となります。

歯石をそのまま放置してしまうと、層状にどんどん大きくなり歯を覆ってしまい、元々の歯の形がわからなくなってしまいます。歯石を除去してやっと歯の形がわかる方もいらっしゃいますが、そのような大量の歯石を除去するには時間もかかりますし、患者さんご自身にもお痛みがあると思います。歯石を溜めても何も良いことがないのです。

驚くべきは、42時間というわずかな時間で歯垢(プラーク)は歯石へと変化してしまう点です。
「私は毎日、ブラッシングしているから大丈夫」と思っていても、お口の中全部はご自身では直視できないため、磨き残しがある箇所には、徐々に歯石が沈着してきます。
是非4~6ヶ月に一度は定期検診とクリーニングで拝見させて下さいね。

吉田デンタルクリニック 
歯科衛生士 児嶋

なぜ、ヒトは歯磨きするの?

唐突ですが、皆さん、NHKで放映中の「チコちゃんに叱られる」という番組をご存知でしょうか?
自称5歳のおかっぱ頭の女の子、チコちゃんの鋭い質問に大人たちが翻弄され、正解できないと「ボーっと生きてんじゃねぇーよ!」と真っ赤な顔で鼻息荒いチコちゃんに叱られてしまいます。
ちなみにチコちゃんはとても表情豊かなのですが、お顔はCGだと思われます。

私はこのチコちゃんの「ボーっと生きてんじゃねぇーよ!」というキメぜリフ(まるで水戸黄門の「この印籠が目に入らぬか~」のようです)が大好きで、毎回録画して繰り返し見ているのですが、前回、「なぜ、ヒトは歯を磨くのか?」という歯科医療従事者には非常に興味深いお話を5歳のチコちゃんに教えてもらいました。(これより先は全て番組からの受け売りでございます)

確かに動物だって食事はするのに、歯磨きをする動物はいませんよね。動物園でたまにカバさんが歯磨きをしていますが、それは人間が磨いてあげていますものね。
動物と人間、その違いは何か・・・正解は「料理をするから」だったのでした。

なぜ、料理をすると歯を磨かねばならないか?なのですが、
① 調理して柔らかくなった食物を摂取するため、噛みごたえが少なく唾液が出にくい
② 調理して小さく刻むことにより、小さくなった食物が食べかすとなる
③ 調理の際、砂糖等の調味料を使用する

だそうです。な~るほど。
ただ、人間は一旦美味しい料理を食べてしまうと、いくら噛みごたえがあって、食事と同時に歯を磨いているようなものだからと言っても、今さら、動物のように生肉や生魚をバリバリと食するわけにもいかないので、解決策として、キシリトール入りのガムなどを噛むと、唾液も出て、虫歯予防になると解説の馬見塚先生はおっしゃっておられました。

そのほかにも戌年の「戌」の意味は?や、植物の葉っぱはどうして緑色?など、もし私がゲストだったら間違いなく「ボーっと生きてんじゃねぇーよ!」と叱られる面白い内容でした。

チコちゃんにご興味が湧いた方、是非、一度、番組をご覧になってみてくださいな。
「ボーっと生きてんじゃねぇーよ!」って誰かに言ってみたくなりますヨ。

吉田デンタルクリニック
受付 菊地