エル グレコ展に行って参りました。

先週末、予定していたお花見が悪天候で流れてしまったので、急に時間ができ、思い立って上野に行ってきました。東京都美術館で開催中のエルグレコ展を見るためです。

今思えば、エルグレコは、私にとって初めての西洋美術体験だったようです。

小学生の頃、倉敷の大原美術館を訪れた際、エルグレコの絵の印象がとても強かったのです。

大原美術館のもう一つのウリはモネの「睡蓮」ですが、小学生の私には、ぼ~っとした印象派の絵は何がなんだか、わかるはずもありません。それより、色の濃淡がはっきりしていて、地中海系のエキゾチック顔立ちのエルグレコの宗教画のほうがよっぽどインパクトが強かったわけです。

今回のグレコ展の一番は上の「無原罪のお宿り」ですが、私が見たかったのは、下の「アンナのいる聖家族」です。

この絵はずっと以前、トレドを訪れた際、タベラ病院 (美術館になっています) で初めて見ました。トレドに行ったらこの絵を見たかったのは、カトリックの学校に通っていたため宗教画を目にすることが多く、何かの機会でこの絵を見て、綺麗な絵だな~と思っていたのです。

そこにこの絵があるトレドを訪れるチャンスがあり、タベラ病院で、常設展示のほかに別料金を払い、案内の女性の目配せ(!)で、一人、別室で入り、見るというより、対面させていただいたという感じで感激したことを覚えています。

マリア様を描いた数ある宗教画のなかで、私は勝手に、このマリア様が一番可愛いと思っていま~す。

今回の展示会でトレドの地図が紹介されていましたが、トレドは本当にエルグレコの絵の宝庫ですね。イベリア航空の直行便はもう無くなってしまいましたが、どこかで乗り継いで、またトレドに行きたいと思っています。

ちなみに都美術館からJRの駅に向かう途中に国立西洋美術館がありますよね。庭は入場無料で、ロダンの彫刻が間近で見られます。パリのロダン美術館にはなかなか行けないですが、ここはお手軽で、おススメです。

吉田デンタルクリニック

受付 菊地

 

ページトップへ