夏目漱石の美術世界展

昨日は休診日のため貴重な平日のお休みで、私は迷うことなく美術館へ。(実はお天気ならば屋外の予定を立てていたのですが、あの大雨で(泣)急遽予定を変更したのでした・・・)。

今回訪れたのは、東京藝術大学美術館で開催中の「夏目漱石の美術世界展」です。私は英文科でありながら、卒論で漱石を取り上げたほどの漱石ファンなので、この展示を見逃すわけには行かず、雨の中、駅から15分歩いて芸大まで足を運んだのでした。

平日だし、この雨だからさぞかし空いているだろうと思いきや、結構な人出です。それに年齢層が幅広い!漱石の人気は衰えないなと感心しました。

展示は小説に関連する絵画や書などで、該当する文章の引用もあってとても面白かったです。また、漱石自身が書いた絵もヘタウマ(!)でなかなか微笑ましい。

2時間もかけてじっくりと見て、さらには重い図録まで買ってしまった私はちょっと疲れて駅に戻る途中、公園内のスターバックスのテラス席で一休みしました。雨は強かったのですが、雨だれの向こうに沢山の深緑の木々があり、なかなか非日常の風景でした。京橋にもスターバックスはありますが、鍛冶橋通沿いでは、かなり雰囲気が違いますものね。

それにしても芸大周辺は初めてですが、とても素敵。駅から遠くて静かだし、緑も多いし、建物も重厚だし、学生が芸術的思索をめぐらすには理想的な場所だと思いました。当院の患者さんにも芸大の学生さんがいらっしゃいますが、ちょっとうらやましくなりました。

写真は数年前に江戸東京博物館で漱石展があった際に買い求めた「虞美人草」の初版装丁のブックカバーです。「虞美人草」は私が卒論で取り上げた思い出の小説ですが、漱石自身はこの作品が大嫌いだったそうです。今回、漱石自筆の「虞美人草」の原稿も見ることが出来、大満足の菊地でありました。

吉田デンタルクリニック

受付 菊地

 

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