まだ4年、もう4年?

昨日は東日本大震災から4年目で、いろいろな報道がされていました。
まだ4年、もう4年?
その思いは人それぞれだと思います。
私はあの日、ガタガタいうオートクレーブ(大型滅菌器)にしがみついておりました。

地震や津波の直接的な被害を被ってないものにとって、震災後の一番の関心事は、やはり原発問題ではないでしょうか。廃炉への明確な道筋が立っておらず、また核廃棄物処理の方法も確立されていないのではないでしょうか。よく、“トイレのないマンション”という表現がされますよね。おお恐ろしい。溢れちゃったら大変です。

昨夜、たまたまつけた報道ステーションで、フィンランドの原発が報道されていました。
最初から見ていないのでちょっと理解が足りないかもしれませんが、フィンランドでも原発は稼働しているが、核廃棄物処理がきちんと確立されているということだと思います。

現地の電力会社の方へのインタビューで
「廃棄物の処理を考えずに原発を持つことはありえない。電力会社は次の世代への責任も負っている」
というような発言があり、なんてしっかりしているんだろうと感動しました。
でもよく考えてみればこれは当たり前の話ですよね。
この当たり前のことが我が国ではできていないってことですか???

またフィンランド国民へのインタビューでも
「処理を考えずに原発を持つ日本は不思議。フィンランドだったらあり得ない」
とか、
「フィンランド人は中途半端な計画は嫌いなんだ。やるんだったら最後まできちんとやらないとね。」
というような発言があり、官民一体となって、原発を持つことへの覚悟みたいなものを感じました。

これと直接関連はないのですが、最近「幻滅」という本があることを知りました。
これはイギリスの社会学者が実際に日本に住み、かつては親日家であったものが、戦後70年を経て日本に幻滅し、嫌日家となってしまった、それはなぜかという内容の書籍です。

考えたくないけれど、日本人の質の劣化が外国人の目から見れば顕著なのでしょうか。
原発問題をこれからどのように処理していくのか、日本の質が問われる正念場なのでしょうか。

吉田デンタルクリニック
受付 菊地
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