病院にアートがあるということ

先日、NHKで「病院にアートがあるということ」という番組を見ました。

香川県にある「四国こどもとおとなの医療センター」という総合病院では院内に様々なアートが溢れ、壁のあちこちに小さな扉があって、中にはボランティアの方が作例したぬいぐるみなど、小さなプレゼントが入っています。

通常の病院なら殺風景なのに、なんだかわくわくするような、楽しい雰囲気です。
院内では演奏会なども開かれ、入院患者さんもそのご家族も、(ひょっとすると深刻な病状かもしれませんが)表情はにこにこと明るいです。

この番組を見ていて、ふと、今年お亡くなりになった聖路加国際病院の日野原先生の追悼番組を思い出しました。
ホスピスに入院されている患者さんを日野原先生が診察しながらにこやかに励まし、患者さんもそれに応えて素晴らしい笑顔を見せ、そして(うろ覚えですが)その方は、僅か1週間後にお亡くなりになりました。

翻って当院を見てみると、以前のブログでも書かせて頂きましたが、診療室内はダグ・ハイドさんの絵が溢れ、待合室にはペイネの落ち葉にくるまったカップルの絵が飾ってあります。

2番チェアの正面にもダグさんの絵があるのですが、破折治療を受けられた患者さんが、
「治療途中で椅子が起こされると、熊が抱きしめてくれて、大丈夫だよ!て言ってくれているような気がします。」
とおっしゃって下さったので、患者さんを癒してくれて、熊を褒めてあげたい気持ちになりました。

なんだか取りとめのない文章になってしまいました・・・
最近、歯根破折治療を希望されて、ご不安を抱えていらっしゃる患者さんが多いからでしょうか、命を預かる総合病院とはとても比較にならないけれど、このような小さな歯科医院にいらっしゃる患者さんもまた、身体の一部を病んでいる方々であり、当院でワクワクしてください!とはとても申し上げられませんが、少しでも気持ちが上向きになるよう、できるだけ笑顔でお迎え・お見送りしたいなと思った菊地であります。

吉田デンタルクリニック
受付 菊地

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