島田昌子の新着情報
◆第1回 歯科衛生士って何をする人
2008・01・24
歯科衛生士の島田昌子です。 私が吉田デンタルクリニックにお世話になってから半年が経ち、顔見知りの患者さんも増えて参りました。フリーランスで仕事をしている私が、他の医療現場や講習会でのお仕事を通じ、歯科衛生士として日々感じていることを、少しずつ書かせていただくこととなりました。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 題して「だから歯科衛生士はやめられない!」 今回はその第1回目、 お題は、歯科衛生士って何をする人? です。 10年以上前に、歯科衛生士向け専門誌の1月号に「私の初夢」という雑文を書いたことがあります。私が衛生士になった23年前、いえ、10年前でさえも歯科衛生士の認知度は非常に低く、いつか歯科衛生士が主役のテレビドラマが出来たら・・といった初夢だったと思います。 その初夢は、数年前、矢田亜希子さんが歯科衛生士役で主演のドラマで叶いました。 ドラマの内容は、お仕事というより恋愛ものでしたが、歯科衛生士という職業が社会に認知され始めているという意味ではとても嬉しく思いました。矢田亜希子さんも可愛かったし♪♪♪ さて、前置きはこのくらいにして、皆さんは歯科衛生士という職業をご存じでしょうか? 歯医者のおねえさん(おばさん?)先生の助手?看護婦さん???? 堅いお話になりますが、日本での歯科衛生士の定義は、厚生労働大臣免許の国家資格であり、 1・歯科予防処置 2・歯科保健指導 3・歯科診療補助を行う歯科医療職となります。 1番目は虫歯や歯周病の予防、2番目はブラッシング指導や適切な清掃用具の選択など、患者さんへの啓蒙、そして3番目は歯科医師の診療の補助で、歯科助手の方と共通のお仕事になります。ただし、歯科助手の方は、患者さんの口腔内に触れてはいけないなど、仕事の幅に制約があります。 どのようにして資格を取得するかというと、以前は2年制の専門養成学校や短期大学を経て国家試験に合格するのが一般的でしたが、歯科医療の高度化・多様化に伴い、数年前より3年制の養成機関・もしくは4年制の大学で専門教育を受けることが義務付けられました。 さて、日本での歯科衛生士の認知度のお話ですが、以前、ある歯科大学で、学生に歯科衛生士とはなんぞや?というアンケートを実施したところ、明確な答えが返ってこなかったそうです。歯科医師と歯科衛生士は将来、チームとして一緒に働いていく仲間なのにもかかわらずです。 欧米では、“歯科衛生士=予防・歯周病治療の専門家”として広く認知されており、社会的地位も高いのですが、我が国では、国家資格をもつ歯科衛生士という職業が、歯科医師の卵たちにさえ正しく認識されていないのは、嘆かわしいことだと思います。
実際、日本の歯科医療現場で歯科衛生士が果たす役割は、その環境やトップの方針により、まちまちなのですが、吉田デンタルクリニックのように、院長が歯科衛生士の知識やスキルを尊重し、評価して下さり、歯科衛生士がその本領を遺憾なく発揮できるやりがいのある職場もあれば、3番目の業務だけしか、させてもらえないところもあります。また、そのほうが楽チンと割り切ってしまう歯科衛生士も多いのが現状です。う〜ん、残念。 また、歯科衛生士自身が自分の専門を選択し、就業していく方法もあります。 私自身、歯周病・予防専門の歯科衛生士となるべく大学の歯周病科に在籍し、辛〜く・厳し〜く、そして楽しい(!?)研鑽を積んでいますし、同級生にはインプラント専門の歯科衛生士もいます。 ちなみに吉田デンタルクリニックのスタッフはみな、院長と私の優しい(?)指導のもと、プロ意識を持った歯科衛生士たちですので、ご安心ください。 今回は初回でしたので、ちょっと堅い文章になりましたが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。 次回より、もう少し柔らかい内容にしていくつもりです。