「どうして歯磨きをするの?」

こんにちは、歯科衛生士の児嶋です。
当院にかかられている皆さんに、歯磨きの習慣を尋ると、歯磨きを全くしませんという方は今のところいらっしゃいません。
気がつけば、私も幼い頃に1日数回歯磨きをするのが習慣になっていました。
夜は母に必ず仕上げ磨きをしてもらうので、姉妹で見てもらう順番待ちをしたり、誰が早く磨き終わるか競争をしたものです。

でも、どうして歯磨きをするのでしょう?
私は歯科衛生士学校へ行くまでの10数年間、特に疑問に思ったり、歯を磨く目的を考えた事はありませんでした。
「虫歯になるから、口の中がモヤモヤして気持ち悪いから磨こうかなぁ」、くらいの考えでした。

同じ様にお考えの方や、”食べたら歯を磨きましょう”という言葉を言われた事がある方、「食事をしたから歯を磨かないと虫歯になる。」と思っている方も多いと思います。
これは間違いではありませんが、100点満点の正解ではありません。

ご存知の通り、お口の中の2大疾患といえば、虫歯と歯周病です。
このどちらの疾患も細菌が原因で起こる感染症です。
ですので、いくら食べカスを取ったとしても、細菌(プラーク)が残っていると、
虫歯や歯周病に罹患し、進行してしまうのです。

皆さん、もうお気づきですね、
そうです、歯磨きの目的はプラーク(細菌の塊)を取る事です。
プラークは食事をしなくても、歯の表面に付着し、嗽(うがい)では取れませんので、歯磨きが必要になります。
特に寝ている間の細菌の増加量はとても多くなります。
ですから、虫歯や歯周病の予防には、就寝前と朝の歯磨きが効果的です。
なかでも就寝前の歯磨きは丁寧に行い、歯ブラシの他にデンタルフロスや歯間ブラシを使用すると、虫歯や歯周病に罹患するリスクが下がりますので、実行してみて下さいね。

歯科衛生士 児嶋

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