歯間ブラシについて

今回は、最近インプラント治療ご希望で当院にいらした患者さんのお話をしたいと思います。
当院では口腔内全体の状況を把握するため、初診時に歯周病の検査・クリーニングと虫歯のチェックをさせていただいております。
歯周病検査の結果、出血が多かったことを説明させていただくと、ご本人は歯間ブラシも使って、きちんと磨けていると思っていらしたようなので、ちょっとショックのご様子でした。
ですが歯間ブラシは細いものを使っていらしたようで、患者さんが考えるほど清掃効果が上がっておらず、適切なサイズのテペの歯間ブラシを選んで、サンプルを差し上げました。

その後、インプラント治療を開始されることになり、術前の準備で来院されて、私はチェアサイドについていたのですが、治療が終わった後、突然その方から話しかけられました。

「この間教えて頂いた通り、自分では知らないうちにこんなに歯間ブラシのサイズが変わっていたんですね。サンプルの歯間ブラシ、とっても良かったんです。毎日使っているのに歯周病の検査をした時に出血があったのは、歯間ブラシのサイズが合っていなくて、きちんとプラークが取れていなかったからなんですね。サイズが合ったものを使う事が大切だと教えて頂いて、合ったサイズを選んで頂いて、使ってみてそれが良くわかりました!ありがとうございました。」

通い始めて間もなくで、当院にも馴染んでおらず、まだ緊張感もおありになって笑顔を見せてもらったことがなかったのですが、この時はとっても嬉しそうなお顔で、そうおっしゃいました。

良かれと思ってお話したことが、きちんと伝わっていること、そしてわざわざありがとうと言って頂けたこと、とても嬉しく思います。

歯ブラシも歯間ブラシも、お口に合ったものは一人一人違います。
歯ブラシは合わないものを使っていると、磨きにくかったり、思うように効果が出なかったりすることもあるんですよ。また、歯間ブラシは、狭い歯間に太い歯間ブラシを使い続けると、歯肉を痛めたり、歯が削れてしまう危険性もあります。歯間ブラシは使い方によっては、毒にも薬にもなるので、サイズ選びは慎重に行うべきで、ブラッシング指導同様、皆さんのお口の健康を保つ為に欠かせない、私達歯科衛生士の大切な仕事です。

定期検診に通われている皆さん、時には毎回同じことを言われてうるさく感じることもあるかもしれませんね(笑)。でも、私達歯科衛生士は、より皆さんのお口の状態が良くなるように、という思いからお話しているということはご理解くださいね!

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 島田

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