子供達の歯を守るのは、私達大人の役目ではないでしょうか。

最近、通勤中に良く出会う親子がいます。
20代後半くらいのお母さんで、お子さんはベビー カーに乗せていますが、2歳半~3歳くらいでしょうか。
そして、いつも電車の中でお菓子を食べています。 この間はドライマンゴー、その翌日はスナック菓子。
とっても、とっても気になってしまいます。
“ あ~あ、すぐに歯磨きしないだろうに、あんなにお砂糖いっぱいのものを食べちゃって・・・虫歯が 心配。”
“歯磨きの習慣をちゃんとつけてあげて欲しいな・・・ “
”ダラダラ食べる習慣をつけないで欲しいな・・・ ”
そもそも電車の中はお菓子を食べる所ではありません!

きっとこのままでは、この子の歯は虫歯になる可能性が高いでしょう。
一日3食とおやつの時間を、きっちり決めることは体の為にも良いことですよね。 歯にとっても同じなのです。
ダラダラ食いはお口の中が酸性に傾いた状態が長くなり、結果として 虫歯になりやすくなります。
そう思うと、一言いいたくなりウズウズ 。完全に職業病です。

先日、2年ぶりにいらっしゃった小学生の患者さん、なんと生え変わった永久歯がほぼ全て虫歯になってしまっていました。これを知ったスタッフ一同の衝撃といったら、表現のしようがありません。
先生が慌ててお母様に連絡しましたが、学校が忙しくて定期検診に来られなかったとのことでした。

乳歯の虫歯ならともかく、永久歯はこの子が80歳まで生きるとして、あと70年も使っていかなければならない大切な、大切な歯です。
それにご存じの方もいらっしゃると思いますが、治療した歯は、なにも治療をしたいない歯より、虫歯になりやすくなります。
そして再治療、再々治療、と、虫歯の部分を削って治療しますから、残っているご自分の歯はどんどん小さくなっていってしまうのです。小さくなって、使えなくなってしまったら、抜かざるを得なくなります。
そこで歯を失うという現実に直面し、初めて後悔したのでは残念ながら手遅れです。

今、“はっ”としたあなた!!!
今からでも遅くはありません。
なるべく治療せずにいられるよう、ご自身でのホームケアと定期的な検診&クリーニングを受けてプロフェッショナルケアを心がけていきましょう!!
そして、お子さんやお孫さんのいらっしゃる方は、仕上げ磨きやおやつの取り方などしっかり見てあげて下さい。
生えたての子供の歯は、大人と違い柔らかく溶けやすいので、とても虫歯になりやすく、また進行も早いのです。

歯の知識も歯磨きの技術もまだまだ未熟な子供達の歯を守るのは、私たち大人の役目ではないでしょうか。
もう二度と生えてこない大切な歯・・・その子の将来の為、自分でしっかりケア出来る年齢になるまでは、大人の方が責任をもって管理してあげて下さい。歯科衛生士として心からお願いします。

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 島田
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