「砂糖の入っていない飴なら舐めても大丈夫ですか?」

先日定期検診にいらした患者さんからこのような質問を受けました。

この方はご自身でのホームケアはとても綺麗にできていらっしゃるのですが、飴がお好きなようで、お仕事中ずっと飴をなめていて、カリエスリスクが高いのです。ご本人もリスクが高いことをよく理解していらっしゃり、フッ素入りの歯磨剤やフッ素入りの洗口剤もお使いいただいています。

飴も以前よりは控えていらっしゃるようなのですが、それでもお好きなので、「砂糖の入っていない飴、いわゆる代用甘味料を使用した飴なら大丈夫ではないか?」ということでの質問でした。

代用甘味料のなかで、皆さんが最もよく耳にするのは「キシリトール」ではないでしょうか?
白樺や樫などの樹木から抽出された成分が原料(天然甘味料)になったもので、砂糖に近い甘さでカロリーは1g当り3キロカロリー、砂糖の4分の3程です。

キシリトールは砂糖と違って虫歯の原因となる酸を作りません。
また唾液分泌が促進され、唾液の洗浄作用やお口の中の酸性度を中和する作用を高めます。リンやカルシウムが歯面に戻る再石灰化も促されるため、歯に良いとされているのです。

どうしてもお仕事中飴やガムなど食べてしまう…という方は砂糖の入った飴ではなくキシリトールキャンディなどに代用していただくと虫歯予防に効果的です。

写真は以前、スウェーデンに研修に行かれた歯科衛生士の方からお土産としていただいた顆粒状のキシリトールです。砂糖同様、コーヒーや紅茶に入れたり、ヨーグルトに入れたりしてそのまま食べられます。
日本にもこのようなキシリトールが根付くと、みなさんの虫歯予防に劇的な効果が出るのではないでしょうか。

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 渡辺
2015092810240000

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