歯って何本あるの?

こんにちは、歯科衛生士の高橋です。
これまで私達歯科衛生士がその時々に思いつくままにコラムを書かせて頂いたのですが、今月から、基礎的な歯の知識や、皆さんが頂いた素朴な疑問をすくいあげ、不定期ですが、予防歯科をテーマにコラムを連載していきたいと思います。

今回は歯の本数についてお話しします。
突然ですが、皆さんはご自身の歯が何本あるかご存知ですか?
まず乳歯が20本生え揃い、成長に伴い徐々に生え替わり、永久歯28本の歯列が完成します。
親知らずを入れると32本になります。

皆さんはご自分の永久歯が生えてきた頃を覚えていますか?
そしてまた、どの歯が一番早く生えてきたと思いますか?
一番早く生えてきたのは前から数えて6番目の歯です。
この歯は第一大臼歯と言い、非常に大切な歯です。別の言い方で6才臼歯とも言います。その名の通り6才頃に生えてきます。
ご自身の年齢マイナス6をすると、この歯との付き合ってきた年数になります。
そう考えると、結構長くお世話になっている歯ですね。

日本歯科医師会では8020運動を推進していますが、80歳になっても20本以上歯を残せれば、食生活にほぼ満足できると言われています。高齢になっても自分の歯で自分の口から食事ができることが健康につながります。

厚生労働省発表による平成23年11月に実施した歯科疾患実態調査では、8020達成者は38.3% で、3人に1人以上の方が達成しています。
平成17年の調査では24.1%で4人に人弱でしたので、歯科のメンテナンスの必要性が浸透し、歯を残せる人が増加する良い傾向にあると思います。
この調査は6年毎なので、次回の調査は今年となります。

ところで私自身の話で恐縮ですが、私の歯は27本しかありません。一本足りないのです。
下の前歯が先天性欠如で生えてこなかったのでした。
歯科衛生士の専門学校生の頃、先輩の歯石除去の実習で、その被験者になっている時に先輩に指摘され、初めて足りないことを知りました。
小児歯科学会の調査では10人に1人の割合で先天性欠如が確認されています。

もし皆さんがご自身の歯の数を御存じないなら、健診のときにお尋ね下さい。
そして、80才までに20本以上の歯を残せるよう、私達歯科衛生士がお手伝いさせて頂きます。
一緒に頑張りましょう。

吉田デンタルクリニック
歯科衛生士 高橋

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