インプラント専門医養成コースでの講義を行いました 。 >>

春の嵐の週末、日本口腔インプラント学会の専門医の養成コースでの講義を行いました。

受講する歯科医師は、1年間、15回に亙って行われるこの講習会を受講後、初めて専門医の試験を受ける資格が得られます。よくありがちな講習の終了証=資格取得のような簡単なものではありません。

講習会の内容は基礎から始まり、先進的なことまで、24名の講師が分担して講義していきますが、私はその初日を担当させていただきました。

「新しいことに飛びつく前に、まず基本を理解すること。治療が進歩しても外せない基本がある。」旨をお話しさせていただきました。堅い内容なので、受講者にとってはあまり面白くなかったかもしれません。ですが、これからインプラント治療を始める歯科医師には、技術の習得以前に、まず、生体に異物を入れていく治療に向かう姿勢・緊張感を持って欲しいのです。プライベートではかなり楽観主義者である私ですが、治療、ことインプラント治療に関しては超堅実・保守的なスタンスを取っています。

 ちなみにこのコースの最後の講演を締めくくるのは、私の大学の恩師、小宮山彌太郎先生です。

小宮山先生との対談でお話させていただいたように、私たちはブローネマルク教授のご指導のもと、インプラントの日本初導入の場におりました。なぜブリッジや義歯ではなく、インプラント治療を選択するのか、インプラント治療を選択することが本当に患者さんにとって一番良いことか、慎重に検討することができる、真摯なインプラント専門医が日本中で育ってくれれば良いと考えています。

そして、今回、師弟(弟子が先になってしまいましたが)が後進の指導で最初と最後の講義を行うことに感慨を覚えます。

吉田デンタルクリニック

院長 吉田浩一

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