これを放置すると、顎関節症の原因となったり、全身の健康状態に問題が生じることがあります。このような状況を防ぐため、インプラント、ブリッジあるいは義歯などで、失われた歯の機能や形態を取り戻します。 こういった治療を補綴(ほてつ)治療といい、歯科医師であれば誰もが行う治療ですが、正しい咬合理論に基づいた治療が非常に重要です。 咬合に十分配慮しないまま補綴治療を行うと、状況を悪化させたり、新たな症状を引き起こす危険性があります。
インプラント(人工歯根)療法は第二の永久歯とも呼ばれ、歯の抜けた部分の顎の骨に、チタン製のインプラントを埋め込み、これを土台として人工の歯を装着する治療法です。 チタンは生体親和性が高い材質で、顎の骨と結合することにより、しっかりとした土台となります。この上に人工の歯を固定するので、天然歯のような安定した咀嚼(そしゃく-食べ物を歯で噛み砕く)機能と、審美性の回復が可能となります。
問診、顔面・口腔内精密診査を行い、症状を確認します。両手誘導法を用いて、正しい噛み合わせ位置の確認と記録をします。 フェイスボウという器具を用いて顎関節に対する上顎の位置を記録します。上顎、下顎の型を採り、診査用模型を作製します。 所要時間は30分ほどです。