時間どろぼう

あっという間に12月となり、当院の今年の診療日は今日を含め、あと20日となりました。

毎年のことなのですが、年末年始の当院のお休み中に患者さんが治療途中でお困りにならないよう、歯の詰め物の型採りはいつまでなら年内に終わる?とか、歯根破折治療のご予約の最終日はいつにしましょう?とか、患者さんのご希望+当院の予約状況+技工所のスケジュールを院長先生と確認しながら年末の診療を行っています。

今年は患者さんとお話ししていて、「ただ時間をやり過ごしているだけ」とか、「時間が盗まれたみたい」というようなお声が多くありました。
私自身も同様に感じていて、少し前、たまたまNHKでみかけた「モモ」という本に興味を持ち、読んでみました。

ドイツの児童書ということで軽く見ていてすぐに読み終わると思っていたら、これがかなり難解でして、読み終わった後も良くわからない本でした。頭の中が?でいっぱいになり、さすがドイツですね、何となく哲学的です。もう少し時間が経ってから読み直してみようと思います。

今年は時間の流れ方・感じ方が大きく変わったように思います。
本のなかではモモが時間どろぼう達から人間が失った時間を取り戻し、人間は何事もなかったかのように、元の生活に戻ることができましたが、私達の生活や考え方は、コロナ以前にはもう100パーセントは戻らないですよね。

戻れることが良いかどうか、それは数年先にならないとわからないことだと思います。
ただ、私達が歴史の転換点にいて、歴史の一部に組み込まれつつあることだけはわかります。

なんだか私も哲学的になって参りました・・・

吉田デンタルクリニック 受付 菊地

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