「美の巨人たち」でベルギー・ゲントの「神秘の子羊」に再会!

先週末、テレビ東京の「美の巨人たち」という番組で、ベルギーのファン・エイク兄弟の作品「神秘の子羊」が紹介されました。
このような時期ですが、一時、現実を離れ、絵画の世界に入り込んでいくのは私には良いリフレッシュになるようです。
 
この絵は実物を見たことがあります。私がベルギー留学中の1994年、同時期にドイツに留学されていた同窓の口腔外科のS先生(現口腔外科教授)と一緒にゲントを訪れた際のことです。
 
当時はこの絵に関する知識もなく、中央に血を流しながら、りりしく起立する妙な子羊としか印象になかったのですが、それを取り巻く祭壇画の緻密さ、繊細さは番組を通して初めて知りました。600年前のこの作品は、実は最初の油彩画だったそうです。この番組を見てから実物を見たかったなと思いました。
 
当時のゲントの思い出と言えば、やはり、街の名物料理であるワーテルズーイでしょう。なんということはないクリームシチューのようなものなのですが、料理を頼みすぎて、そのボリュームをもてあましながら、お互い日本を離れ、ドイツとベルギーの国民性の違いなど、S先生と語り合った懐かしい思い出のほうが鮮明です。
 
この絵がある聖バーフ教会では、大規模修復を終え、やっと鑑賞ができるようになったとか。ムール貝も久しく食べていないし、ベルギーに行ってみたくなりました。
 
下の写真は私が住んでいたルーベンの部屋から眺めた中庭です。この建物、フラマン語で、グロートベギエンホフ=ベギン会修道院も、私の帰国後、ユネスコの世界遺産となりました。世界遺産の建物に短期間とはいえ、居住できたことは感慨深いです。
 
院長 吉田

 

 

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