「看護師たちの限界線〜密着 新型コロナ集中治療室〜」

今日は2021年4月28日です。
当院は明日から5月5日まで休診させて頂きますが、東京地方は昨年に引き続き、緊急事態宣言下のGWとなりました。

昨夜、4月17日に録画したNHKスペシャルの「看護師たちの限界線〜密着 新型コロナ集中治療室〜」を見ました。東京女子医大病院のICUに勤務する20代の看護師に密着取材したものです。20代の女性が仕事にこれほど重荷を背負っていることが切なくて、思わず涙が出ました。20代の女性だったらお化粧とかおしゃれに気を遣いたいでしょうに、ICUから出てマスクを外した彼女の顔の額と鼻には重たいマスクの跡が赤く痛々しく残っていました。

感染予防のため自宅に戻れず、1年以上、職場と一人暮らしのビジネスホテルを往復する日々。職場では感染予防の重装備でICUに一旦入ったら5時間以上も出てくることができず、先輩看護師はおむつをしながら仕事をしているとも。

自身も感染リスクにさらされながら患者を必死に看護し、それでも助けられない命もあり、患者の死に直面しなくてはならない。極限状態でどれだけ働いても、コロナで病院の経営状態が悪化し、給与・賞与は下がってしまう。心が折れてしまった彼女はついに退職を決意します。

何故、このような辛い仕事をするのか尋ねられると、「使命感」という答えが返ってきました。
ICUに勤務する看護師の手が足りず、妊娠8か月の看護師や、定年退職したのに戻ってきた看護師など、皆さん、「使命感」という言葉を使っていました。

何かの御縁でこのブログを読んで下さる方がおられたら、5月2日(日)午前10時5分から再放送があるようですので、番組を見て頂けると嬉しいです。
医療の逼迫が叫ばれていますが、私達にはそれがどういうことなのか、良くわかっていないように思います。「百聞は一見に如かず」です。

若者はあまりテレビを見ないそうなので、渋谷の交差点のスクリーンにこの番組を流してくれたらいいのになと思います。もしこの番組を見て下さったら、GWの過ごし方が少し変わるかもしれません。

吉田デンタルクリニック
受付 菊地

ページトップへ