ロマノフ家12の物語

3連休明けの今日は凍える寒さとなりました。
前回のブログでは連休中に冬物の寝具を交換しようと思って「大きな洗濯に励みます」と書いたのですが、寒さが戻るとの天気予報で予定を変更し、余った時間を読書に充ててみました。

読んだのは「ロマノフ家12の物語」です。
西洋絵画好きの私は中野京子さんの名画で読み解くシリーズが興味深く ハプスブルグ家・イギリス王家・ブルボン王朝と読み進み、最後にロマノフ家について読んでみたのが昨年末でした。
ちなみに私はソ連邦が崩壊した夏、イベリア航空でヨーロッパ旅行に出かけたのですが、給油か何かでモスクワの空港に立ち寄ったことがあります。

トイレを借りたのですが、だだっ広いトイレの照明は薄暗く、半数位の個室は壊れたままで落書きなどもあり、ひどく殺伐をした雰囲気でした。
それと全くこのお話とは関係ないのですが、売店で売っていた毛皮の帽子をかぶってみたら私の頭には入らなかったこと!(私の頭が大きい?)が恥ずかしかったことを強烈に覚えています。

私の頭の大きさはさておき、本題に戻ります。
他の本では実際に見た絵が沢山あり、その絵の描かれた背景を知って成程・・・といたく感心していたのですが、ロマノフ家については知っている絵は皆無で、また、何となく不気味な絵が多く、後味が悪いな・・・とあまり印象に残らなかったのですが、ロシアのウクライナ侵攻を受け、再度、読み直してみました。
以下、本文より抜粋です。

「弟が姉を、夫が妻を幽閉し、父が息子を、妻が夫を殺してきた歴史だ。」

「どんなやり方であろうと、どれだけ死人が出ようと、表面上、沈静化すればそれでいい。」

「絶対君主主義はおそらく滅びるべきして滅んだ。そんな中、どこよりもロマノフ王朝の終わり方が衝撃的なのは、連綿と続いてきた不気味な秘密主義に根ざしているからでしょう。水面下でひそやかに物事が処理されるため、人々はもはや公式発表も連中達も信用しなくなる。」

「第一次世界大戦を引き起こしたハプスブルク最後の皇帝フランツヨーゼフは、戦争半ばに執務室で仕事中、眠るように亡くなった。それに比べてロマノフ一家抹殺のこのやり方は、新たな権力を手にした一握りの顔を隠した者たちだけで密かに徹底的になされたと言う点で限りない恐怖を感じずにいられない。」

どうでしょうか?
この寒い日に、もっと寒々しくなったのではないでしょうか・・・?

最後に
「ロシアでは、国の最高権力者がある日突然失脚、と言うパターンは既にもう延々続いてきたし、これからも延々続いていくだろう。」
だそうです。

一日も早く、ウクライナに平和が訪れますように・・・

吉田デンタルクリニック
受付 菊地

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公開日:2022/03/22