マスクの下で硬くなっていませんか?

こんにちは、歯科衛生士の児嶋です。
先日、テレビを見ていた時の事です。モノマネ芸人のコロッケさんが画面にアップになり、私の目は釘付けになりました。
口角の位置がかなり上の方まで上がっていて、三日月の様な口をしているのです。
とても面白く、大爆笑をすると同時に、よく鍛えられた口周りの筋肉に驚きました。

顔には表情筋という皮膚を動かしている筋肉があります。表情筋は顔面筋とも呼ばれ、口や目や鼻や耳を動かして匂いや音の方向を知る役割や、喜怒哀楽の表情を作り出します。
お口の周り、特に口角部には多くの表情筋があり、口唇を作り動かす口輪筋、上唇を持ち上げる上唇鼻翼挙筋や上唇挙筋、口角を上げる筋肉の小頬骨筋や大頬骨筋、頬を作る頬筋などがあります。

他の一般的な筋肉は、骨と骨とを結んで関節を動かしていますが、表情筋は、骨と皮膚とを結び、皮膚を支えていますので、この表情筋が衰えると、表情が硬くなったり、皮膚のたるみやシワの原因となったりとするのです。
筋肉ですので、トレーニングで鍛える事ができます。私がお勧めしているのは、食事の際によく噛む事です。

食事中は、お口周りの筋肉が複雑に動き、様々な筋肉が鍛えられます。また、筋肉とは直接関係はありませんが、唾液の分泌も良くなるので虫歯や歯周病予防に繋がったり、食べ物が消化しやすくなる事で、胃腸での消化吸収が促進され、消化器官の負担が軽くなり身体にも良い影響を与えたりします。
意識するだけで簡単にできますので、お食事の際は一口30回を目安に噛んで下さいね。

外出にはマスクが必須となり、会話をする際も小声でと、新しい生活様式に少しずつ慣れてきましたが、顔の筋肉が硬くなっていませんか?

口角が上がった表情は、周りの人に魅力的な印象を与えます。また、笑顔で過ごす事で自分自身もポジティブになり、精神的にも安定しやすくなると言われています。
大変な時期ですが、心穏やかに保ち、心身共に健康に過ごしていきましょう。

吉田デンタルクリニック 
歯科衛生士 児嶋

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